「すみれがぼくにとってどれほど大事な、かけがえのない存在であったかということが、あらためて理解できた。すみれは彼女にしかできないやりかたで、ぼくをこの世につなぎ止めていたのだ」 「旅の連れ」という皮肉な名を持つ孤独な人工衛星のように、誰もが皆それぞれの軌道を描き続ける。 この広大な世界で、かわす言葉も結ぶ約束もなくすれ違い、別れ、そしてまたふとめぐりあうスプートニクの末裔たちの物語。

村上春樹「スプートニク」の恋人には、Coldplayの「Swallowed In The Sea」が合うと思います。神秘的な雰囲気がいいと思います!
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

実は わたしの娘も不登校経験者です。家にいるとき 彼女は いつも動画でこの曲のpvを見ていました。夜明け前の暗い海岸を歌いながら歩いていくうちに 朝焼けに包まれ 金色に輝くように美しい朝がやってきます。とてもシンプルなpv。
ちなみに 対訳のサイトも載せます。ここでpvも見れるはず。http://oyogetaiyakukun.blogspot.com/2012/05/yellow-coldplay.html

「君は 星や太陽みたいに輝いてる(yellow)んだよ。君は いろんなことをしてくれる。今度は僕の番さ。それって本当にむずかしいね。そうするには、優しさと広い心が必要だってわかったよ。でも君のことが大好きだから 頑張るよ」ーーー という歌詞が、アキのために皆が力を合わせる場面、そして アキが喜多島先生になって みなを助ける仕事につくというラストにもぴったりだなあと思いました。
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