うぐはら 津村記久子 ディス・イズ・ザ・デイ あらすじを読む 好きなものが、どんな時も自分たちを支えてくれる。22のチーム、22の人生。 ウカスカジー 勝利の笑みを 君と 念願の昇格をかけて、サポーターたちは推しのチームを全力で応援する。熱を持って、愛を持って、彼らは全力に語り尽くす。 スタジアム。 そこには悲喜こもごもの、言葉では語りきれないほどのドラマが待っている。 弱小チームの奮闘記、マイナーなチーム名の由来、因縁絡みの試合、音楽大好き少年から見たサッカー…気付けばマニアになっている自分がいた。 内巻敦子さんのキュートなイラストも、物語に華を添えている。 サッカーに興味がなくとも、目が離せない。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 恩田陸 夜のピクニック あらすじを読む 高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。 サカナクション アルクアラウンド 未来と過去の境界線であり、一瞬で過ぎ去る危うい時期のことを、青春と呼ぶ。 朝の8時から夜の8時まで歩くというハードすぎる行事の最中、子どもたちはそれぞれの複雑な事情を抱えながら、果てしない道を歩いてゆく。 時には嘆くこともあるだろう。 時には泣き出したくなること、耳を塞ぎたくなることもあるだろう。 そのような「ノイズ」にこそ、生きるための知恵が潜んでいると主人公の友人、忍は言う。 来る時期に出会っておけばよかった「ナルニア国ものがたり」のように、この物語もまた、誰かの運命を変える手助けになるに違いない。 3 2 2件のコメント ゆうや https://reajoy.net 0 返信する 送信 ゆうや @ゆうや こここここ!! https://reajoy.net 0 返信する 送信 送信 シェア うぐはら 彩瀬まる 暗い夜、星を数えて: 3・11被災鉄道からの脱出 (新潮文庫) あらすじを読む この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。 サカナクション エンドレス ちっぽけな自分に、何が出来るのだろう。 半端な頭で考えた。 理不尽な暴力に抗うほどの能力を、私は持っていない。 ただ祈ることしかできないのだ。 偽善者と言われても、仕方がないことだ。 被害を忘れずに、少しずつ燈を灯してゆくしかない。 灯し続けた先に、光が見えてくるはずだから。 どれほど先が真っ暗でも、私たちは信じることしかできないのだ。 彼女は自分に出来ることは何かを常に考え、追求してきた。 差別する側だと自覚した時、どんな気持ちだったのだろう。 人は過ちを認められない生き物だ。 その他大勢の傍観者の視線を振り切って、彼女は現実に向き合う勇気を得た。 今度は私たちが、その道を辿る番だ。 3 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 新海誠 小説 天気の子 (角川文庫) あらすじを読む 高校1年の夏、帆高(ほだか)は離島から家出し、東京にやってきた。連日降り続ける雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は不思議な能力を持つ少女・陽菜(ひな)に出会う。「ねぇ、今から晴れるよ」。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった——。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。長編アニメーション映画『天気の子』の、新海誠監督自身が執筆した原作小説。 (C)2019「天気の子」製作委員会 RADWIMPS 愛にできることはまだあるかい 『セカイ系』や『近未来SF』という言葉を抜きにしても、闇を包む希望の光に満ちている。 この物語は現代における光の祈りであり、魔法使いが残した魔法だ。 過去のアルバムを今一度聴き直してみて、illionのBANKAやtazunaはこの曲を生み出すために存在したのかと再確認した。 愛について語り、愛のことを知り尽くした賢人。それが野田洋次郎だ。 あとがきにも書かれている通り、彼と新海監督は良き友人である。 共に脚本と作曲を手掛けるエキスパートだ。 RADWIMPSに興味を持った方は、ぜひ彼らのライブに行ってみてほしい。 音と映像が交わった瞬間、本当の奇跡を味わうことができるから。 2 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら ことばの花束―岩波文庫の名句365 (岩波文庫別冊) あらすじを読む するどい思想、奥ぶかい表現は、短いことばに凝縮されていっそう鮮烈なきらめきを放ちます。岩波文庫の名著群から、そうした心に残ることばの数かずを選りだしました。 Mr.Children GIFT この本に刻まれた言葉達が、あなたの心に届きますように。 4 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 心に太陽を持て (新潮文庫) あらすじを読む 本当に大切なものはあなたのすぐそばにあります。勇気を失うな。心に太陽を持て。1935年に出版されてから66年。世代を超えて読み継がれてきた青春の1冊。21世紀も、大切な誰かに伝えたい。勇気がでる。喜びがわく。19篇の小さな話。 長谷川ガク, 山下弘治, アラン・ベンジー & 宮崎友紀子 手のひらを太陽に 本の雰囲気に合わせて、ジャズバージョンにしてみました。 一番心に残っているのは「好きこそ物の上手なれ。ということわざもありますが、ただ好きなだけでは、大きく伸びません。」という言葉です。 子供はもちろんのこと、大人の方が何倍も胸に染みる言葉ではないのでしょうか。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 小林泰三 失われた過去と未来の犯罪 あらすじを読む 女子高生の結城梨乃は、自分の記憶が10分ともたないことに気が付いた。いち早く状況を理解した梨乃は急いでSNSに書き込む―「全ての人間が記憶障害に陥っています。あなたが、人類が生き残るために、以下のことを行ってください」。それから幾年。人類は失った長期記憶を補うため、身体に挿し込む「外部記憶装置」に頼り、生活するようになった。『アリス殺し』の鬼才が贈るブラックSFミステリ、ここに開幕。 monaca:factory シーラカンス (feat. 初音ミク) 記憶は「肉体」の一部なのか。「記憶」と「肉体」を切り離すことは叶わぬ夢なのだろうか。 世界的な題混乱によって、大忘却という災禍に巻き込まれた人類は、新たな進化を経ることになった。 『波に消されていく息遣い その音に耳をすませば 確かに記憶に存在する 不変の物語』 ※見覚えがあると思ったら、どちらも吉田ドンドリアン氏がイラストを手掛けていたようだ。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら ポール・オースター ムーン・パレス (新潮文庫) あらすじを読む 人類がはじめて月を歩いた夏だった。父を知らず、母とも死別した僕は、唯一の血縁だった伯父を失う。彼は僕と世界を結ぶ絆だった。僕は絶望のあまり、人生を放棄しはじめた。やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。体力が回復すると、僕は奇妙な仕事を見つけた。その依頼を遂行するうちに、偶然にも僕は自らの家系の謎にたどりついた...。深い余韻が胸に残る絶品の青春小説。 KEYTALK blue moon light 青年は夜に魅せられた。 甘美な死の香りと、 倦怠感を伴う青い月の光に惑わされて。 身体ごと『溶けてしまいたい』と望むような夜を、 一度だけ見たことがある。 今思い返しても、 証拠がないので幻と大差がつかない。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 三雲岳斗 忘られのリメメント あらすじを読む 他者の記憶を擬似体験できるようになった近未来。記憶を売る“憶え手”の宵野深菜に、死んだはずの殺人鬼アサクノの影が忍び寄る。記憶と擬憶をめぐる、静謐なるSFサスペンス。 Nothing's Carved In Stone シナプスの砂浜 『終わりのない 永遠の焦り』とは、 すなわち電子の海を泳ぎ続ける知的生命体のことか。 眠らせた『あの合図』とは、 深菜の記憶の引き金のことだ。 二人は海月のように揺らめいて、 記憶の中へと取り込まれてゆく。 それを永遠と呼ぶのなら、 神の記憶とは、なんて残酷なのだろうか。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 角田光代 さがしもの (新潮文庫) あらすじを読む 「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。 Mr.Children 終わりなき旅 本との出会いは、運命しか言いようがない。 今日本屋で出会った一冊が、次の日にも出会えるとは限らない。 たとえ、どこでも手に入るベストセラーであったとしてもだ。 それは、人との出会いと似ている。 新しいものが次々と生まれては消え、一部の限られたものだけが目に留まり、新たな出会いを紡いでゆく。 『閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて きっときっとって 僕を動かしてる』 どんな理不尽なことでも、受け入れて乗り越えることができる力。 明るく開き直って生きることができるほど、強い力。 そんなおまじないがこの物語にあるのだと、思いたい。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 野崎まど HELLO WORLD (集英社文庫) あらすじを読む 「お前は記録世界の住人だ」本好きで内気な男子高校生、直実は、現れた「未来の自分」ナオミから衝撃の事実を知らされる。世界の記録に刻まれていたのは未来の恋人・瑠璃の存在と、彼女が事故死する運命だった。悲劇の記録を書き換えるため、協力する二人。しかし、未来を変える代償は小さくなかった。世界が転回する衝撃。初めての感動があなたを襲う。新時代の到来を告げる青春恋愛SF小説。 RADWIMPS 有心論 僕は、口下手で不器用で本の虫。 SFが好きだけど、無力。ちっぽけな人間。 だけど。 運命を捻じ曲げて自らが消滅しても、この世界が改竄されても。 ーそれでも。 「『あの子を救いたい』と思ったのだろう?」 「想像力があれば、なんでもできるさ。無力だと思うな。」 ー僕はその時を息を止め、待つ。 これは、二人のナオミの物語。 「セカイ系」とひとまとめにするには、あまりある物語だ。 2 2 2件のコメント ゆうや あああ 1 返信する 送信 ゆうや あああ 0 返信する 送信 送信 シェア うぐはら 辻村深月 子どもたちは夜と遊ぶ (下) (講談社文庫) あらすじを読む 始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫) Aimer StarRingChild 夢から醒めても、続く夢。 そうだ、これは悪夢だったのだ。 誰かが夢に終わりを告げなくてはならない。 盲目の天使が告げた愛を、孤独の果てに傷ついた哀れな魂を、救済するために。 瞳から赤い血を流し続ける彼に、月と花束を。哀と藍の言葉を。 2 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 三島由紀夫 金閣寺 あらすじを読む 一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇……。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。 人間椅子 深淵 『心の火事』と非常に迷ったのだが、主人公の美意識を表現していると捉えたら、この選曲が思いついた。 0 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 辻村深月 子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫) あらすじを読む 始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫) the HIATUS Insomnia 人は、運命を変えることが出来ないのか。 復讐による殺人は宿命か。 ブレーキの壊れた殺人は続く。どちらかが摩耗し、命を落とさない限りは。 私には理解できない、歪んだ「愛」の中で、愛を与えられなかった二人の少年は、腕を血濡れにしながら沈んでゆく。 どこまでも、どこまでも。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 小林泰三 人外サーカス あらすじを読む 命懸けのショーをお楽しみあれ! 究極のサバイバル・ミステリ、開幕! BUCK-TICK 獣たちの夜 選曲に後悔はしてない。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 古川日出男 gift (集英社文庫) あらすじを読む 「なかなかキュートな足跡なのよ」。恋人が教えてくれた、妖精の足跡の捕まえかた。ぼくが試してみると、本当に歩いた跡が残っていた。そこで、妖精の映像を撮影しようとするが...(「ラブ1からラブ3」)。水没したお台場にできた新国家、廃墟で死を待つ少女、校舎の屋上にある秘密の楽園―。日常の隣りにある小さな奇蹟を、鮮烈に描いた掌編集。単行本未収録の作品を加えて待望の文庫化。 サイダーガール ドラマチック これは、「奇跡の物語」。とキャッチコピーは謳っているが、私にはこの作品群も等しく『青春』小説だ。 雨音を頼りに躍る少女の胸の高鳴り、3歳にして全てを悟ってしまった幼児の悲劇、一面アルパカまみれのアルパカ掌編、猫を産んだ叔母の話、最高にロックでハードボイルドな『無人島に何を持っていくか?』の回答、前の持ち主が残した音楽の数々を聴きながら想像する男の話など、非常にバラエティー豊かなのである。 こんなに一冊の中にまとめられた掌編の種類が豊富なのだから、奇跡や偶然がひとつやふたつあってもおかしくないだろう。 エメラルドの羽で、あなたも空想の空を翔けるといい。 0 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 伊藤計劃 ハーモニー あらすじを読む トァンの目の前で、突然みずから命を絶ったキアンと、同時刻に世界中で多発した自死事件。調べを進めていたトァンは、それらの陰に、13年前に死んだはずの最愛の友人、ミァハの姿を見る……。 [Alexandros] Pray たった一人で世界にクーデターを仕掛けた少女。 彼女は、自分の体が機械に乗っ取られることを非常に警戒していた。 過剰に安全が保障された「真綿に首を絞められそうな」世界の中で、憂いた少女が起こした事件。 『祈りたいよ 君のために 迷わないよう 光差すよう』 祈るのは霧慧トァン。彼女に祈られるのは、御冷ミァハ。 神とも精霊ともつかぬ無邪気な少女の、最期の叫び。そして永遠に続く、「最大の幸福」と祈り。 「ハレルヤ」。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 長田弘 ことばの果実 あらすじを読む 美味しそうなにおい、色、音で満ち溢れた幸福な料理と生きることの喜びが横溢する、食べものの詩六十六篇。 福山雅治 蜜柑色の夏休み エッセイにどこか懐かしい雰囲気があったので、昔の思い出を壊さないようにするために選曲しました。(作品と夏休みは関係ありませんが…。) 0 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら ジャネットウィンターソン 灯台守の話 (白水Uブックス175) あらすじを読む 孤児シルバーと悩める牧師ダークの魂の遍歴 polly 哀余る 孤児としてこの世に生を受けたシルバーは、普通とは違う生い立ちを経たせいか、 周囲とうまく溶け込むことが出来ず、しまいには精神病院行きになってしまう。 彼女の言葉は適切に処理されず、ちゃんと聞いてもらえない。 ピュー、もといバベル・ダークは、暴力的な姿と、慈愛を授ける二つの分離した心に苦しんでいた。 彼の心情は、たびたび「ジキルとハイド」に例えられる。 pollyが奏でるノイジーな音は、息ができないほどの孤独に悩んだ人間だけしか表現できない、潮騒だ。 「泣きたいと笑っていた僕は誰だ」。 深淵からの叫びが聞こえてくる。 なんて残酷で、美しい調べなのだろうか。 0 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 小野正嗣 森のはずれで あらすじを読む 異国の森の小さな家で、幼子と二人きり、妻を待つ。森から声が聞こえる、奇妙な住人が訪れる、妻は戻らない...三島由紀夫賞受賞作『にぎやかな湾に背負われた船』から四年、小説の新たな可能性を切り拓く傑作短編小説集。 ACIDMAN 赤橙 劇薬を撒いて植物たちを救おうとした男の子は、善意だけで行動したのだろうか。 憂鬱そうに笑いながら橙色の砂を巻いた彼は、劇薬を撒いた挙句自らに振りかかって息絶えた、あのギザギザの歯の少年に似ていた。 金色や銀色の幾筋もの光の輪が、通路を塞ぐように、森を照らしている。 死者を弔い、憐れむように。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 1 2 3 4 5