だーいし。 住野よる また、同じ夢を見ていた (双葉文庫) あらすじを読む 「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」小柳奈ノ花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。そしてその出会いは、とても格好いい“アバズレさん”、手首に傷がある“南さん”といった、様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていき―。大ベストセラー青春小説『君の膵臓をたべたい』の住野よるが贈る、幸せを探す物語。 スピッツ 優しいあの子 住野よるさんの小説は、なぜか脳裏に実写よりもアニメ化された映像が浮かぶ。 例外もあるけれど、僕個人として、アニメにはフィクションの美しさがあると思う。虚構だからこそ泣きたくなるほど綺麗で、本物じゃないからこそ自分の考え方ひとつで本物にすることも出来る。 大事なのは決めつけないことだ。翼はなくても想像力で飛ぶことも、氷を散らす風すら味方に出来るはずなのだ。 「また、同じ夢を見ていた」の持つ儚さや毒はスピッツの楽曲にも通じる。彼らは一見爽やかそうでも捻くれていて狂気な側面を持つロックバンドだから。 もしも"優しいあの子"が目の前に現れたら、僕は彼女に人生とは何かを教えるどころか、教わってばかりになってしまうんだろうなあ。 1 0 0件のコメント 送信 シェア くろだ@福岡 辻村深月 オーダーメイド殺人クラブ (集英社文庫) あらすじを読む クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達との関係に悩んでいる。家や教室に苛立ちと絶望を感じるアンは、冴えない「昆虫系」だが自分と似た美意識を感じる同級生の男子・徳川に、自分自身の殺害を依頼する。二人が「作る」事件の結末は―。少年少女の痛切な心理を直木賞作家が丹念に描く、青春小説。 あいみょん 生きていたんだよな 「死」というものに対する肯定感が、2つに共通しているように感じました。 4 0 0件のコメント 送信 シェア 藤 宮沢賢治 よだかの星 あらすじを読む みにくい鳥だと、みんなからいじめられるよだか。タカからは「名前を盗った」とどろぼう扱いまでされ、返さないと殺すと脅される始末。居場所がなくなったよだかは、あちこちをさまよい、ついには……。 現在のいじめ問題にも語りかける宮澤賢治の切ない名作を、原文のままに読みやすく改編しました。 RADWIMPS 螢 2 0 0件のコメント 送信 シェア しゅうへい 七月隆文 ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫) あらすじを読む 京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。 上白石萌音 なんでもないや 最後の愛美がいなくなってしまうシーンに流れてほしい曲です。 「タイムフライヤー」「時をかける」という歌詞もこの本にあっています! 上白石萌音さんの美しい歌声も魅力的です。 1 0 0件のコメント 送信 シェア しゅうへい 瀬尾まいこ あと少し、もう少し (新潮文庫) あらすじを読む 陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが...。元いじめられっ子の設楽、不良の大田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。涙が止まらない、傑作青春小説。 サンプラザ中野くん Runner 走るといえばこの曲! 桝井くんになったつもりで聴くと励まされているような感覚になりました。 1 0 0件のコメント 送信 シェア ふっかー復活委員長 青羽悠 星に願いを、そして手を。 (集英社文庫) あらすじを読む 中学三年の祐人は、いつも薫、理奈、春樹とプラネタリウムのある科学館で過ごしていた。宇宙に憧れる四人は似た夢を持ち、同じ高校に進む。だが、月日が経ち、祐人は逃げた。夢を諦めて町役場で働く彼は科学館を避け、幼馴染の三人をも避け続ける。ところが、館長の訃報を受けて三人に会うことに。そこで科学館の閉鎖を知り...。瑞々しい筆致で描かれる青春群像劇。第29回小説すばる新人賞受賞作。 BUMP OF CHICKEN 天体観測 広がる宇宙、後悔の傷跡、空を見上げた日々。 3 0 0件のコメント 送信 シェア しゅうへい 瀬尾まいこ 卵の緒 (新潮文庫) あらすじを読む 僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。 Kiroro 未来へ 本を読み終えたあととこの曲を聴いたあとにすぐ頭に浮かんだのが自分の母でした。 大学生になり一人暮らしをしている友達を見て、中高6年間、そして今でも朝早く起きて昼ごはんの弁当を毎日作ってくれ、洗濯や掃除もしてくれる母の偉大さに最近やっと気付きました。 弁当が地味だとか献立増やしてとか言っていた15歳の自分をタイムマシンに乗って叱りに行きたい(笑) 受け取れきれないほどの愛情を注いでくれる母はかけがえのない存在です。 すぐ不機嫌になったり好きじゃないところもあるけど、親孝行をしないとなと思いました。 普段は恥ずかしくて感謝は伝えられないけど、結婚式のスピーチでは泣いてもらえるようにがんばりたいと思います。 4 0 0件のコメント 送信 シェア 野火 伊坂幸太郎 フーガはユーガ あらすじを読む あらすじは秘密、ヒントを少し。 双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。 tacica 煌々 悲しくて切なくて、でも力強い。読後感とシンクロしてしまって好き。 2 1 1件のコメント ゆうや 2件コメントされる 0 返信する 送信 送信 シェア ふっかー復活委員長 本城雅人 ミッドナイト・ジャーナル あらすじを読む 「被害者女児死亡」―世紀の大誤報を打ち、飛ばされた3人の記者。7年後、児童連続誘拐事件が発生する。さいたま支局の関口豪太郎はかつての事件との関連性を疑い、本社の遊軍記者・藤瀬祐里は豪太郎の応援に合流し、整理部員となった松本博史は冷めた目で静観する。警察も、目撃者も、記者も上司も嘘をつく。しかし豪太郎は、絶対に諦めない。記者歴20年の著者が書き下ろす感動の社会派エンタメ!! SPYAIR THIS IS HOW WE ROCK 常識すら超え、ロックな報道を。THIS IS HOW WE JOURNALな小説。「お前、ジャーナルだな」は流行らせていきたい(笑)。ちなみに浦和レッズファンの方にもオススメ。 1 0 0件のコメント 送信 シェア しゅうへい 瀬尾まいこ そして、バトンは渡された あらすじを読む 血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。 秦 基博 Himawari No Yakusoku 「ガラクタだったはずの今日が ふたりなら 宝物になる」 「ここにある幸せに 気づいたから」 森宮さんの優子への愛情を歌詞にしたような曲だと思います。 3 0 0件のコメント 送信 シェア tsukasa 佐藤多佳子 一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫) あらすじを読む 春野台高校陸上部、一年、神谷新二。スポーツ・テストで感じたあの疾走感...。ただ、走りたい。天才的なスプリンター、幼なじみの連と入ったこの部活。すげえ走りを俺にもいつか。デビュー戦はもうすぐだ。「おまえらが競うようになったら、ウチはすげえチームになるよ」。青春陸上小説、第一部、スタート。 ゆず 栄光の架橋 MVで映し出される陸上のトラックが印象的だったので、陸上競技をテーマにした小説を選びました。 2 0 0件のコメント 送信 シェア ムナカタソウイチ 森博嗣 すべてがFになる (講談社文庫) あらすじを読む この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。 RYUICHI SAKAMOTO The Sheltering Sky Theme この本を最初に読んでいたときに静寂の中で流れていてほしい楽曲を択んでみました。物悲しい雰囲気もあって、好きですね。 3 0 0件のコメント 送信 シェア ばさん(´⊙ω⊙`) 町屋良平 青が破れる (河出文庫) あらすじを読む その冬、おれの身近で三人の大切なひとが死んだ――著者デビュー作遂に文庫化!対談=尾崎世界観氏、マンガ=マキヒロチ氏を併録。 mol-74 エイプリル 熱量がある本ではないけど、読み終えると心に残るものがあります。 その気持ちをうまく言葉にできないけれど、この曲が代わりに語ってくれた気がします。 悲しくてせつないのに爽やかさがある、そんな組み合わせです。 映画みたいにはいかない結末に僕は何を想うのか、ぜひ読んでみてほしいです。 4 0 0件のコメント 送信 シェア はる 辻村深月 子どもたちは夜と遊ぶ (上) (講談社文庫) あらすじを読む 始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫) 米津玄師 Lemon アンナチュラルのエンディングを聞いたのと本を読んだ時期が重なって絶対合ってる!と思いました。藍の視点と浅葱の視点と月子の視点が混ざった感じの気がします。 3 0 0件のコメント 送信 シェア Book Ground Music 三島由紀夫 金閣寺 あらすじを読む 一九五〇年七月一日、「国宝・金閣寺焼失。放火犯人は寺の青年僧」という衝撃のニュースが世人の耳目を驚かせた。この事件の陰に潜められた若い学僧の悩み――ハンディを背負った宿命の子の、生への消しがたい呪いと、それゆえに金閣の美の魔力に魂を奪われ、ついには幻想と心中するにいたった悲劇……。31歳の鬼才三島が全青春の決算として告白体の名文に綴った不朽の金字塔。 筋肉少女帯 23の瞳 2 0 0件のコメント 送信 シェア 酸欠 かごのなかのはるこりす。 村田沙耶香 コンビニ人間 あらすじを読む 36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが...。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。 RADWIMPS 棒人間 とても正しく生活し仕事して仕事のために睡眠もきちんととって、いろいな必要事項を生きてる…ところがこの歌と重なりました。 そして恵子さんがすまなそうにしてる(わたしは勝手にそう思ってしまいました)ところ、でも強い意志も持っている、でもみんなと違っている。 そういうものにもこの歌の歌詞に繋がっているように感じました。 4 0 0件のコメント 送信 シェア だーいし。 窪美澄 水やりはいつも深夜だけど (角川文庫) あらすじを読む ごく普通の家庭の生々しい現実を強烈にえぐり出した、 珠玉の連作集。 サカナクション 僕と花 どちらにも夜、花というキーワードがピッタリハマった。 〈僕の目 ひとつあげましょう だからあなたの目をください まだ見たことのない花 新しい季節を探してた〉 目は芽とも言い換えられる。可能性に満ち溢れている芽。それを子どもとして、代わりに目を差し出す。見張る、見つめる、見直すなど、子育ては目を使う機会が多くある。目から芽を育てる。そんな感覚でピッタリだと感じた。 新しい季節は良い言葉だなと思う。章の終わりには明るい気持ちになった。もがきながら、悩みながら、新しい季節を見つけたときの彼らの幸せを願ってやまない。 3 0 0件のコメント 送信 シェア misaki 上橋菜穂子 獣の奏者 1-4 I-IV 完結セット (講談社文庫) あらすじを読む 生まれ育った商店街がなくなる!? 富士塚さくらは地元の商店街を救うため、AMPの元センターで同級生の旭丘すずなに会いに行く。しかし、すずなは孫子を愛する地味っ子へと変貌していて……!? Kalafina storia エキゾチックな曲調と情熱的な歌詞が、壮大なファンタジー小説に合っていると思いました。 2 0 0件のコメント 送信 シェア 環 太宰治 走れメロス (新潮文庫) あらすじを読む 人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な力強い文体で表現した『走れメロス』など、安定した実生活のもとで多彩な芸術的開花を示した中期の代表的短編集。「富士には、月見草がよく似合う」とある一節によって有名な『富岳百景』、著者が得意とした女性の独白体の形式による傑作『女生徒』、10年間の東京生活を回顧した『東京八景』ほか、『駈込み訴え』『ダス・ゲマイネ』など全9編。 爆風スランプ Runner 「走れメロス」、教材としても有名ですがもはやネタにしか思えなくなってきました。ごめんなさい。 4 0 0件のコメント 送信 シェア 1 2