knk 宮木あや子 雨の塔 (集英社文庫) あらすじを読む その岬には資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大があった。衣服と食べ物は好きなだけ手に入るが、情報と自由は与えられない。そんな陸の孤島で暮らす4人の少女―高校で同性と心中未遂を起こした矢咲、母親に捨てられた小津、妾腹の子である三島、母親のいない都岡。孤独な魂は互いに惹かれあい、嫉妬と執着がそれぞれの運命を狂わせてゆく。胸苦しいほど切なく繊細な、少女たちの物語。 Aimer あなたに出会わなければ~夏雪冬花~ 「人を大切だと思って、一緒にいたいと思うことが、これほどの苦痛を伴うものだとは思わなかった。」p.171 雨ふる世界の果てで、出会った孤独な魂は互いに惹かれ合う。閉ざされた世界で寄り添い傷付け合う、少女たちの物語。 3 0 0件のコメント 送信 シェア tsukasa 宮下奈都 静かな雨 (文春文庫) あらすじを読む 行助は美味しいたいやき屋を一人で経営するこよみと出会い、親しくなる。ある朝こよみは交通事故の巻き添えになり、三ヵ月後意識を取り戻すと新しい記憶を留めておけなくなっていた。忘れても忘れても、二人の中には何かが育ち、二つの世界は少しずつ重なりゆく。文學界新人賞佳作に選ばれた瑞々しいデビュー作。 back number 瞬き 幸せとは、周りからどう見えるかじゃなく、自分が幸せと感じるかどうか。 こよみさんと行助は、傍から見れば不幸に見えるかもしれませんが、2人にとってはきっと幸せなんだと思います。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 勝哉 荻原規子 あまねく神竜住まう国 (児童書) あらすじを読む 伊豆の地にひとり流された源頼朝は、まだ十代前半の少年だった。土地の豪族にうとまれ、命さえねらわれる日々に、生きる希望も失いがちな頼朝のもとへ、ある日、意外な客が訪れる...かつて、頼朝の命を不思議な方法でつなぎとめた笛の名手・草十郎と、妻の舞姫・糸世の運命もまた、この地に引き寄せられていたのだった。北条の領主に引き渡され、川の中州の小屋でともに暮らし始めた頼朝と草十郎。だが、土地の若者と争った頼朝は、縛り上げられて「大蛇の洞窟」に投げこまれ...?土地神である神竜と対峙し、伊豆の地に根を下ろしていく少年頼朝の姿を描く、日本のファンタジーの旗手・荻原規子の最新刊。 菅田 将暉 まちがいさがし この作品を読み終わった後、ふいに頭の中に思い出されたのがこの一曲。 『まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気でいたけど まちがいさがしの正解の方じゃ きっと出会えなかったと思う』 この出だしの歌詞が、本作の主役である少年『源頼朝』の心情、そして物語内の出来事を通して成長していく彼の姿に被り、選曲。 3 0 0件のコメント 送信 シェア tsukasa 知念実希人 レゾンデートル (実業之日本社文庫) あらすじを読む 統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。だが、そんな摩訶不思議な“事件”には思いもよらぬ“病”が隠されていた……? 頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央(あめくたかお)が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。 BIGBANG HaruHaru (Japanese ver.) 自分の死期が近くて、恋人を悲しませないように裏切って別れるMVのストーリーと、岬が沙耶を邪魔だから出て行けと追い出そうとするシーンがリンクしました。 1 0 0件のコメント 送信 シェア ふっかー復活委員長 平野啓一郎 ある男 あらすじを読む 彼女の夫は「大祐」ではなかった。夫であったはずの男は、まったく違う人物であった......。平成の終わりに世に問う、衝撃の長編小説。 Naifu Mysterious 「名前も過去も今はいらない」なんて、文字で読むと洒落た響きになるけれど、 この小説と共に聴くと、底知れぬ悲壮感を持って耳に残る。 2 0 0件のコメント 送信 シェア Ao 中村文則 最後の命 (講談社文庫) あらすじを読む 最後に会ってから七年。ある事件がきっかけで疎遠になっていた幼馴染みの冴木。彼から「お前に会っておきたい」と唐突に連絡が入った。しかしその直後、私の部屋で一人の女が死んでいるのが発見される。疑われる私。部屋から検出される指紋。それは「指名手配中の容疑者」である。冴木のものだと告げられ―。 indigo la End Play Back End Roll 共に過去のトラウマを抱える友人が犯した罪。それと向き合う事は過去の自分と向き合う事であり、終わりの無い旅なのだと思います。 “命の火燃やすから もう少しだけ見ててよ” 4 1 1件のコメント ひかる この曲めっちゃいいですね!! 0 返信する 送信 送信 シェア tsukasa 安達千夏 モルヒネ (祥伝社文庫) あらすじを読む 在宅医療の医師・藤原真紀の前に、元恋人の倉橋克秀が七年ぶりに現われた。ピアニストとして海外留学するため姿を消した彼がなぜ?真紀には婚約者がいたが、かつて心の傷を唯ひとり共有できた克秀の出現に、心を惑わせる。やがて、克秀は余命三ヶ月の末期癌であることが発覚。悪化する病状に、真紀は彼の部屋を訪れた...。すばる文学賞作家が描く、感動の恋愛長編。 Uru プロローグ 切ない恋と曲 きっと本気で好きになったら相手が誰であろうと、止められないんでしょうね。 1 0 0件のコメント 送信 シェア KsK 入間人間 安達としまむら (電撃文庫) あらすじを読む 体育館の二階。ここが私たちのお決まりの場所だ。今は授業中。当然、こんなとこで授業なんかやっていない。ここで、私としまむらは友達になった。好きなテレビ番組や料理のことを話したり、たまに卓球したり。友情なんてものを育んだ。頭を壁に当てたまま、私は小さく息を吐く。なんだろうこの気持ち。昨日、しまむらとキスをする夢を見た。別に私はそういうあれじゃないのだ。しまむらだってきっと違う。念を押すようだけど、私はそういうあれじゃない。ただ,しまむらが友達という言葉を聞いて、私を最初に思い浮かべてほしい。ただ、それだけ。日常を過ごす、女子高生な私としまむら。その関係が、少しだけ変わる日。 フレデリック 愛の迷惑 人や物にあまり興味を示さないしまむら、そんな彼女に戸惑いながらも惹かれる安達。これは少女の淡い想いを描いた物語。 3 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 村山早紀 コンビニたそがれ堂 (ポプラ文庫ピュアフル) あらすじを読む 駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは...?慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。 mol-74 hazel 一瞬だけでいい。 一瞬だけでいいから、もう一度、あの頃へ還りたい。 子どものころに大切に持っていた思い出。 大人になった今、記憶のタイムカプセルを開ける時が来た。 この世界の中で起こった奇跡は、春の風となって永遠に残る。 居なくなってしまったあの人の、後ろ姿を見たような気がしたから。 この世界で手に入れた、愛しい思い出たちは、抱かれて静かに息づいている。 2 1 1件のコメント ササクレパンダ 素敵ですね! 0 返信する 送信 送信 シェア 香る 住野よる よるのばけもの あらすじを読む 夜になると、僕は化け物になる。化け物になった僕は、夜の学校で、ひとりぼっちの少女と出会う― ぼくのりりっくのぼうよみ 人間辞職 その名の通り、僕はよる、化け物になる。 人間じゃない、何かに。 ということで、人間辞職を選びました。 人間の僕も、化け物の俺も、どちらも同じ奴なんだ。 最終的に人間を辞職しませんが。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 坂道 辻村深月 かがみの孤城 あらすじを読む あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。 菅田 将暉 いいんだよ、きっと そのままでいい、なんか他人とは思えない感じ。好きな人の話とかゲームとかしてる時間もいいんだよ、今度またどこかで会えるんだ って未来に繋がってる。 3 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 伊坂幸太郎 砂漠 (実業之日本社文庫) あらすじを読む 仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。麻雀に勤しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡でできていた―。実業之日本社文庫限定の書き下ろしあとがき収録!明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。 サンボマスター ロックンロール イズ ノットデッド どこまでもまっすぐ突き抜ける男、西嶋。 彼に振り回されながらも、どこか幸せそうな笑みを浮かべる四人。 そんな彼らの、とても贅沢な「青春のモラトリアム」を称賛して、汗水垂らして力強く歌い上げるこの曲を贈りたい。 3 4 4件のコメント ゆうや あいあいあいあいあ 0 返信する 送信 ゆうや あややややややっっやあやっややや 0 返信する 送信 ゆうや うぃあいいいいそそそおそそそ 0 返信する 送信 ゆうや うぃあいいいいそそそおそそそ ここここここここここここここっ 0 返信する 送信 送信 シェア サエコ 有川浩 阪急電車 (幻冬舎文庫) あらすじを読む 隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった...。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。 槇原敬之 僕が一番欲しかったもの 「正しい行きずりの関係」の中で人から人へ、優しい気持ちのバトンが渡されていく様子が歌詞と小説でマッチしていると思います。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 長門洋平 眞鍋かをり 眞鍋かをりのココだけの話…といろんなはなし あらすじを読む やっぱりマナベはやばい!自虐ネタ、アルコール、うまい肴、エロス、愛媛、恋愛・愛娘...。 椎名林檎 歌舞伎町の女王 この頃はもはや完全な女王の貫禄があり、下ネタなどの面白さ、怪しさもあるので。 1 0 0件のコメント 送信 シェア ひかる 今村夏子 【第161回 芥川賞受賞作】むらさきのスカートの女 あらすじを読む 近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない“わたし”は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。『あひる』、『星の子』が芥川賞候補となった話題の著者による待望の新作中篇。 ビリー・アイリッシュ bad guy 日常の中に潜む狂気みたいなものを見た気がしました。決して派手ではないけれど、静かに、そして自己愛と相手への愛が交差する少しばかりの不気味さ。 むらさきスカートの女はそこまで狂気ではない。 1 0 0件のコメント 送信 シェア ササクレパンダ 辻村深月 かがみの孤城 あらすじを読む あなたを、助けたい。 学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた―― なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。 生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。 安室奈美恵 Do Me More 鏡のミステリアスな世界に入り込んでいくとこに合うかなと思い選曲しました! ササクレパンダ 2 0 0件のコメント 送信 シェア おくみ(oKumi) 伊坂幸太郎 サブマリン あらすじを読む この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。 PRIMITIVE ART ORCHESTRA ミクリガイケ 鶏の唐揚げを車のフロントガラスに 投げつけると鶏の唐揚げの油で フロントガラスが割れるんだ。 ポケットの中に唐揚げ。 サブマリンを読んだ私は救われました。 3 0 0件のコメント 送信 シェア ゆうや 伊坂幸太郎 死神の精度 あらすじを読む CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。 UVERworld いつか必ず死ぬことを忘れるな 死神の千葉さんは口癖のように言っていた。「人は必ず死ぬ」怖いことでもなんでもないと。人はいつ死ぬかわからない。明日死ぬかもしれないし、40年後かもしれない。この歌詞が特に死神の精度にマッチしてるなと思った。 "人が生きるために与えられた時間はきっと必要な時間の半分も渡されちゃいないんだ"死神が目の前に現れたら99%の確率で「可」の判断をくだされ死んでしまうだろう。一日一日後悔のないように楽しくいきていたいと思わせてくれる小説と曲だ。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 一蔵とけい 原田ひ香 おっぱいマンション改修争議 あらすじを読む 大泉洋が大学在学中の1997年から雑誌連載で綴ってきた幻の原稿108編と、40歳になった自身を振り返りつつ執筆した4編を一挙収録した大人気エッセイ集。文庫版では「家族」をテーマに大量書き下ろし、装画を手掛けたあだち充との対談も追加収録。「水曜どうでしょう」裏話や「大泉洋の在り方」についての独白など、「大泉洋が喋っているよう」と評された“饒舌なエッセイ”は爆笑必至、そして胸が熱くなる大泉ワールド全開の一冊。 OKAMOTO'S 90'S TOKYO BOYS 90年代の東京の雰囲気を閉じ込めたようなこの曲が、長い年月を振り返りながら話が進むこの物語と合うように感じて選びました。 1 0 0件のコメント 送信 シェア しゅうへい 七月隆文 ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫) あらすじを読む 京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。 上白石萌音 なんでもないや 最後の愛美がいなくなってしまうシーンに流れてほしい曲です。 「タイムフライヤー」「時をかける」という歌詞もこの本にあっています! 上白石萌音さんの美しい歌声も魅力的です。 1 0 0件のコメント 送信 シェア