ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにした──。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。

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多くの人は、人には心があることを忘れてしまっているように見えますし、教育もこんなことを続けているとどうなるのだろうというような教え方を変えようとはしません。それでわたしは、わたしの心持ちを少数の人にでもよいから一度沁々聞いていただきたいと思うようになりました。―甦る名著。大数学者・岡潔の言葉。

岡潔の教育論。禅宗の思想なんかを織り混ぜながら独自の理論を語っています。この本あんま好きではないので、相対性理論でも聴きながらダラダラ読むのがよかろうと思います。
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