満たされぬ想い。交錯する時間。眼前に広がるのは、私を虜にする甘美な死の世界...。妖しさと幻惑がからみあって紡ぎ出す美しくも奇妙な物語。

エゴで埋め尽くされた病室。
血の滴る彼岸花と心臓が入れられた鞄。
自分を刺してまで人を愛するまではいかなくても、
誰にだって正気と一体化した狂気はあるだろう?
人の本性なんて誰にも分からないのだから。
だからここで私は残酷な弔いを行うのだ。
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その本に音楽をならそう。
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